■2014年に開催したマリー・ローランサンの版画展 Print Exhibition of Marie Laurancin について(感じたこと)
マリー・ローランサンの1920年代、30年代の作品を展覧しました。
たまたま、私共の在庫作品が、第一ステートでモノクロのものが多かったせいか、来場の方から、
今までのローランサンのイメージと違うという感想がありました。ローランサンというと、柔らかな色
の作品が思いおこされるからかもしれません。
DMに葉書に使った ”パリの夜会”(ソレイユ ド パリ)のリトグラフポスターへは、文字文化への
郷愁をさそうとの感想がありました。
また、ギャラリー映への始めての来廊の方で、MAN RAYのコレクターの方がいらっしゃいました。
うちが当初、Gallery RAY(ギャラリー レイ)という名前で営業していたことをお話でき、とても 嬉しい
お出会いでした。勿論、ギャラリーRAY の RAY は、MAN RAY のRAYからのものです。
ギャラリーRAYの頃持っていた作品と今回のものとは、大分変化があります。
ギャラリー RAYの頃に、所有していたローランサンの作品リストを思いだすことができたのも、新しい
お出会いのお陰です。
1883年にパリで婚外婚で生まれた女流画家です。夢見心地のフォルムや色遣いから、苦難とは無縁の作家のよ
うに思わがちですが、第1次、第2次と2度の大戦を経験した多くの人々と同じように、波乱万丈の人生でした。
Marie Laurencin, a female painter, was born illegitimate in Paris in 1883.
As with many people who have experienced the World Wars twice, her life had been a stormy one,also.
■展覧作品
リトグラフポスター : パリの夜会(1924年) リトグラフ : 始めてのルノー車(1936年)
リトグラフ : 左向きの女性の顔(1932年) エッチング : 小さなクリノリン(1924年)など、15点を展覧します。
パリの夜会 ポスター (解説) overview of this poster | DM葉書に掲載のポスターについて Poster : SOIREE DE PARIS | 1924年作。 リトグラフのポスター。 サイズ 62.5x56.8cm。 タイトル パリの夜会 パリの社交界の重鎮で、1924年からは、コクトーと一緒に、多くのバレエ |
■地図 Access Map
と こ ろ Place | ギ ャ ラ リ ー 映 Gallery E I | 地図 access mapをご参照ください。 錦市場の近くのマンションの6階。 マンションの名前は、ロイヤルプラザ御幸町です。 |