隔年にギャラリー映では、藤本清子のメゾチント版画展を開催しています。

   2013年10月8日から10月20日まで8回目の展覧会をしました。

   2011年11月25日から12月18日まで7回目の展覧会をしました。
  メゾチントは黒の色のグラデイエーションが美しい銅版画の手法の一つです。
  ギャラリー映で10回までしたいとお話ししてくださっていた藤本清子氏は、9回目に差し掛かる時、電話をくれました。次年にして欲しいと。でも9回目も開催できませんでした。
    2019年にご主人から悲報のメールが…。2019年の「装う人物を描いた版画展」の折、氏のオマージュコーナーを設け弔意を表しました。* 2020年1月 記 *
  We held Exhibition of Kiyoko Fujimoto's Print(Mezzotint)8times.We show 7th & 8th on this page. .




  2013年

     藤本清子のメゾチント版画展



shiroshiro

fujimotohagaki

       



             2012年〜2013年に制作の版画を展覧しました。

 
名  称
Title

藤本清子のメゾチント版画展
K.Fujmoto prints Exhibition 
 (mezzotint)    
 彩色を加えた、ミニサイズの作品も魅力的です。

 色彩が、他の版画手法とは違う雰囲気を発揮します。

と き
Place
     


 
10月8日(火) 〜 10月20日(日) 


           
              
  日曜日と祭日は午後1時〜5時。              

   他の日は午前11時半〜18時。
             
        会期中は、無休でした。     
     
ところ
Place
     
ギャラリー映
Gallery E I
           
              
 錦市場の近くの6階建マンションの6階。              

 地図(access map)をご参照ください。
     


aoisen

 

 ヨーロッパでまだ写真技術のない頃、メゾチントは、肖像版画や細密版画で使用され、人気を博しましたが、写真の発達とともに省みられなくなり、「忘れられた技法」といわれた時期もありました。

 銅版の表面に無数の傷を付けるという極めて労力がかかる作業なので、”普及がしにくい技法”と一般に言われています。 けれども、日本人には、浜口陽三や長谷川潔など、メゾチントを得意とする、既に世界的にも著名な作家が多くいます。

 銅版に無数の傷を付け、その傷の度合いによって、下の作品のような、濃淡の表現がある作品が生まれるのが、メゾチントです。 つまり、この傷(めくれ)を絵柄に合わせて削る事でインクが拭き取れる部分は、白く絵柄が浮き出てきます。 インクが拭き取れない部分は黒になります。

 フランスでは、目立てした素地の独特の黒に着目し、”マニエルノアール” つまり, ”黒の技法”と名づけられました。



aoisen

             



作品



             


aoisen

             


  2011年

     藤本清子のメゾチント版画展



shiroshiro

fujimotohagaki

       




  岡鹿之助賞受賞の2作品を始め、2010年〜2011年制作の版画を中心に展覧しました。
  2011年、第88回春陽展で岡鹿之助賞を受賞した作品,


  “飛来”や“水源地”は、メゾチントの魅力を如何なく発揮しています。

                                         

                                         



名  称
Title

藤本清子のメゾチント版画展
K.Fujmoto prints Exhibition 
 (mezzotint)    
クリスマスをテーマにした珠玉の小品もご覧頂きました。

と き
Place
     
 
11月25日(金) 〜 12月18日(日) 


           
              
 日曜日と月曜日は午後1時〜5時です。             

   他の曜日は午前11時半にオープン。
             
 火曜日〜土曜日は11時半〜18時半です。
     
ところ
Place
     
ギャラリー映
Gallery E I
           
              
 錦市場の近くの6階建マンションの6階。              

 地図(access map)をご参照ください。
     


aoisen

 

 ヨーロッパでまだ写真技術のない頃、メゾチントは、肖像版画や細密版画で使用され、人気を博しましたが、写真の発達とともに省みられなくなり、「忘れられた技法」といわれた時期もありました。

 銅版の表面に無数の傷を付けるという極めて労力がかかる作業なので、”普及がしにくい技法”と一般に言われています。 けれども、日本人には、浜口陽三や長谷川潔など、メゾチントを得意とする作家も多くいます。

 銅版に無数の傷を付け、その傷の度合いによって、下の作品のような、濃淡の表現がある作品が生まれるのが、メゾチントです。 つまり、この傷(めくれ)を絵柄に合わせて削る事でインクが拭き取れる部分は、白く絵柄が浮き出てきます。 インクが拭き取れない部分は黒になります。

 フランスでは目立てした素地の独特の黒に着目し、マニエルノアール つまり, ”黒の技法”と名づけられました。



aoisen

             



作品



             

    ”煙のように彫る”と言われるメゾチント。黒の色のグラデイエーションの妙。

    この会場で初めて、メゾチントをご覧になられた方もいらっしゃいました。

    真近で、ご自分の目で目たての困難さを見て確かめた方々は、”すご〜い。”

    ”大変な作業!”  ”どのくらいの日数、時間がかかるのですか”と作家や、

    ギャラリー映のスタッフに問いかけてられました。

    会期の始めの頃は、暗い版画という言葉が多かったのですが、

    12月の10日頃からは、来場の方々がすっかりメゾチントのファンになったと

    言う感想を頂戴するようになりました。

    スタッフとしては、嬉しい嬉しい言葉を頂き開催して良かったと思いました。             

aoisen

             

             

             

             


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